2013年3月2日
現存する唯一の野生馬で、絶滅危惧種に指定されているモウコノウマ(タヒ:モンゴル語で魂を意味する)
が、モンゴルから東京都に寄贈されることになり、都議会動物園振興議員連盟(会長:小磯明都議、副会長:服部ゆくお都議、同高橋信博都議)は、猪瀬都知事のもとを訪れ、経緯を報告しました。(H25/2/12)
モウコノウマは、多摩動物公園で現在5頭が飼育されていますが、高齢化のため、若駒を譲り受ける話が持ち上がりました。
しかしワシントン条約など解決すべき課題が多く当初は実現困難と思われていました。そこで国際NGO「オイスカ」の植林活動などを通じてモンゴルと太いパイプを持つ三田敏哉オイスカ都議会自民党議連会長(当時)が尽力、昨年11月26日にモンゴル大統領府で受贈の調印が実現しました。
現在、横浜検疫所で検査を受けており、4月下旬にも一般公開される見込みです。
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※オイスカ OISCA 国際NGO団体
Organization(機構) Industrial(産業) Spiritual(精神) Cultural(文化) Advancement(促進)
人間の生存に不可欠な三要素[産業・精神・文化]のバランスを大事にした発展を世界規模で推進していくことを目的として、このように名づけられました。